１．フラジャイル　第２話　【あらすじ】

公式サイトから引用しました。

 

岸京一郎（長瀬智也）に認められ、宮崎智尋（武井咲）は病理診断科で働くことになった。しかし、岸は宮崎に何かを教えようとする素振りは全くない。

また、宮崎は森井久志（野村周平）からも自分は技師だから助言はしないと言われてしまう。そんな部所なので、今までに来た医師はすぐに辞めていた。

部長の佐田直人（津田寛治）は、こんな状態だと科がなくなると岸を諭す。だが、岸は別の病院へ行くだけだと意に介さない。

病理診断科に細木まどか（小雪）が来た。昨日のコンパの成果を聞く森井に、細木は10秒で帰りたくなったが5分我慢したと答える。岸は細木の10秒という言葉に何かを思う。

 

岸は宮崎を救急救命へ使いに出す。昨日搬送された患者、大塚洋治（林和義）についての岸の判断だ。救命医の倉木浩介（藤本隆宏）は急性アルコール中毒と診ていたが、病理診断科に伺いを立てたのだ。

宮崎は倉木に要件を伝える。岸は詳しい診察が必要と促していたが、倉木は自分の診断を曲げようとしない。挙句、倉木は岸からの書類をゴミ箱に捨ててしまった。
病理診断科に戻って憤り、頃合いを見てもう一度倉木に掛け合うと言う宮崎を岸はバカ呼ばわり。岸は倉木が考えを変えるような医師ではないと断言。

戸惑う宮崎に、岸は決定的証拠を突きつけなければいけないと告げる。

 

すると宮崎は、席を空けると言って飛び出してしまった。宮崎は大塚が営む時計店に、彼の妻、佐知代（宮地雅子）を訪ねて行く。

以上　引用おわり。

２．【ネタバレ】フラジャイル　第２話　【感想】30秒ルールって知ってますか？

『30秒ルール』というものを取り上げてられてました。医師は、患者が来たときに　先ず30秒　口をはさまずに患者の言うことを聴く。そうして初めて診断を下すというものです。しかし、30秒と言っても結構長いのです。

そのため、忙しいを言い訳に10秒ほど聴いて診断を下してしまうのが、このドラマの病院の救命の現状のようです。そのため、誤診が出て６割正解だったら良いと言う風潮が出来てしまっていたのです。しかし、それを岸はぶった切ります。

『６割の分際で医者と名乗らないでください。
　うちは１０割出しますよ。』と。

3日も徹夜で寝てないで診断をしてるんだ。定時で帰れる病理と一緒にするな。と反発していた救命医の大塚でしたが…　患者に会わないのが普通の病理なのに、患者の下を何度も訪れて調査する宮崎の頑張りなどを見て考えを少しずつ改めていきます。

前回ほどの爽快感はありませんでしたが…　今回の方が、よりリアルな気がしました。そして、初めは反発して聴く耳を持たなかった大塚医師が、岸の言っていたことを守るように成って行く姿に　何か嬉しさを感じました。

 

そして、
岸も宮崎の患者に会って話を聴き行く姿勢に影響を受けて変わって行きます。
そう！
岸も患者の家に訪れて調査をしたのです。なんてことだｗ
話を戻します…

 

3日も徹夜で緊急を要する患者を診察し続ける。…こんな過酷な状況が現実だとしたら　そう成るのも分からないでもないです。確かに自分が患者なら6割の正解率なら怖いですが…。そんな過酷な状況なら仕方ないかもとも思います。

しかし、人は変わるのです。進化して行くのです。諦めずに取り組めは、いつか　その状況が改善されて行く筈です。

 

 

また、そんな状況を解決するために　もっとロボットの技術が発達して人がやることが少なくなれば良いのにと思いました。ロボットに仕事を取られて無職の人が増えるのも恐怖ですが…　六割で仕方ないの現状よりはいいかも。

そして、人として　どんな仕事が出来るか？　自分にしか出来ない強みはないか？　それを探求し身に付けることも　生き残る上で重要なことですね。

３．第２話が観たくなって来た　あなたには…

どんな話が気になる。だけど観てない。
もう一度観たくなった。でも、録画してない。

そんなあなた…

安心してください。
公式の見逃し配信が、ありますよｗ

2016年01月27日 20時44分まで観られます。

⇒【無料】#2 2016/1/20放送
天才病理医が救う命その時救命救急で何が起こったのか？空白の時間に潜む驚きの病

 

しかし、最後の最後で違和感が…それは、

４．これからのフラジャイル…　お前　バカか？

次回予告の後に　『これからのフラジャイル』っていう予告が入ってました。どうやら次回以降の展開の予告のようですね。少し変わっていて興味深かったですが…先の展開が分かって少しガッカリもしました。観られるときは、ご注意を！

なぜ、こんな予告が入っているのか？

それはきっと視聴率の所為ですね。前回　『フラジャイル』第１話　の視聴率は、9．6％(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。そして、裏番組の『ヒガンバナ』第１話　は、11.2％(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。僅差ですが負けています。

きっと、それが原因でテコ入れする必要を感じられてのことだと思います。しかし。もし　それが「これからのフラジャイル」を最後の最後に入れた原因なら、私は　その方に言いたい。

 

「お前　バカか？　既に観ている視聴者に先の先の展開を知らせて、囲い込みを計っても視聴率は増えないぞ！」と。

 

そして、嬉しい反面　次回以降の展開を知って嫌だな。知りたくなかった。物語を楽しむ喜びを奪うな。…って方も確実に出てくるので、安易なテコ入れは止めて欲しいです。

 

医師の本質を追及するとドラマなのに視聴者の本質を見誤ってどうすんの？

 

…って思いました。なので見逃し配信をご覧に成られるときは、次回予告の後の視聴は、ご注意くださいね。

 

 

後　実は私は、裏の『ヒガンバナ』第1話は観たのです。しかし、私には　合っていませんでした。私には『フラジャイル』の方が、はるかに面白かったです。それは人の好みで違って来るとは思いますが…。

なので、視聴率の些細な差や　増減で一喜一憂せず　どっしりと構えて　ドラマの内容と同じように　本質を追求することに注力してください。面白いものを作れば、それに相等しい視聴率が取れると思ってください。

下手な小細工よりは、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で『ヒガンバナ』と同じように観られるようにした方が効果的だと思いましす。果たして、これからの視聴率の変化、今後の展開に期待ですね。