映画『鬼滅の刃　無限列車編』を観て来ました。２回目でしたｗ　何故、２回観に行こうと思ったのか？その理由を考えれば、それが少しはヒットした理由が見えて来るかもしれないと思い書いてみます。果たして、ヒットの理由は解けるのでしょうか？！

【注意】この記事は、『鬼滅の刃』のネタバレを激しく含みますので、それでも大丈夫な方だけ読み進めてください。よろしくお願い致します。

これだけの鬼滅のヒットの理由が、不思議で分からないという記事があった

『ニューズウィーク日本版』の『劇場版『鬼滅の刃』は慌てて観るには値しない』という記事を読んで、その中で

同劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』は11月末現在、日本歴代興行収入3位に躍り出た。なぜこれほどまでに流行っているのか。したり顔で解説する人間を私は信用しない。ましてアニメ評論家でも何でもないものが、それを言うのは殊更頂けない。『鬼滅』ブームは、正しく「不思議の勝ち」の部類であり、その背景を探るという試みはすべて後付けの理屈である。

引用元：ニューズウィーク日本版『劇場版『鬼滅の刃』は慌てて観るには値しない』より

と書かれていて、確かにそれも一理あるなと思ったのですが…

最終的な結論が

正直ここまでのヒットとなる理由は「不思議の勝ち」であり、よくわからない。

引用元：ニューズウィーク日本版『劇場版『鬼滅の刃』は慌てて観るには値しない』より

と書かれていて、更に

「不思議の勝ち」に理屈を付けるのはたやすいが、それをしたり顔で語る人間には特段の注意を要する。

引用元：ニューズウィーク日本版『劇場版『鬼滅の刃』は慌てて観るには値しない』より

とも書かれてありました。確かに「不思議の勝ち」かもしれません。だがしかし、それは潔いとも思いますが…　何かヒットの理由を考えるのを放棄したようにも私は思います。

したり顔でヒットの理由を語る気は、私にも毛頭ありませんが…　自分なりのヒットの理由を上げる方が、分かりませんって書くよりも良いんじゃないかな？！と考えて自分なりの鬼滅のヒットの理由を考えてみようと思います。

この記事を書いている時点で私は２回観に行ったのですが…　まあ。無茶苦茶　通われている方々に比べれば　まだまだですが汗ｗ　…日頃、映画館にあまり行かない私が同じ映画に行くことは、珍しいことなのですｗ

その理由を書いて行けば、ヒットの理由にも行き着くかもしれません。ですので、先ずは私が２回目を観に行った理由を書いて行きます。

僕が鬼滅を２回目を観に行った理由

最初に観に行った理由は、話題に成っていたから気に成ったっていう理由でした。ちょうどフジテレビでアニメの総集編のスペシャル特番が二週に渡って放映され、それにハマってしまいました汗ｗ

その後、今出ている漫画を読破し映画に行きたくなるのは必然だったのかもしれません。だがしかし、通常ならこれで満足して、２回目を観に行くことは無いのですが…。何故２回目に行ったのか？

それは、そこに登場する煉獄さんの存在を抜きにしては語れないでしょう。

煉獄さんに会いに行きたかったから

鬼を倒す鬼殺隊の最強の位の柱。その柱の中の炎柱である煉獄 杏寿郎。彼と主人公・竈門 炭治郎が無限列車の中で出会った時、煉獄さんは「うまい！うまい！」と言って豪快に駅弁を食べまくっていました。

出で立ちは、白いマントで裾の方に炎を表す模様が描かれ、力強い眉毛、ぎょろりとした目力の強い瞳。銀杏が乗ったような髪型。脇に刺した刀には炎を形どった柄。全体的に炎をあしらったデザインです。

そんな煉獄さんに何故、もう一度会いに行きたくなったのでしょうか？

何故会いに行きたくなったのか？！

それは、無茶苦茶強くて　…普通の鬼なら一瞬で倒してしまいます…　そして、後輩の面倒見が非常に良いのです。直ぐに自分の継子（つぐこ。弟子のようなもの）に成らないか？と言って来ますｗｗ

そして、最強の鬼と戦った時、死にそうに成った時に　その鬼が鬼に成れ。鬼に成れば死なないし、ずっと鍛錬できて更に強く成れる。怪我も直ぐに治る　と誘って来ても大好きな母の教えを守り

その甘い誘惑に屈しないのです。それに鬼に成ってしまえば、きっと人間を食べることに成ってしまいます。それは母の教えである強いものが弱きものを守るという教えを破ることにも成ってしまいます。

大好きな母は、煉獄さんが幼い時に残念ながら亡くなられてしまうのですが…　その母の教えを守り続ける煉獄さんが私は大好きに成りました。そして、残念ながら煉獄さんは、鬼に敗れ亡くなってしまうのですが…

その時も笑顔なのです。そして、後輩たちが、自分と同じ最強の剣士である柱に成ることを信じ、後輩たちの可能性を信じ切って亡くなって行くのです。何か凄く豪快で明朗活発で気持ちの良い人物なのです。

ちょっと変な所もあるかもですが…　こんな煉獄 杏寿郎さんのような人物に成りたいな。いや、それは無理だろうな。なら、せめて友だちに成りたいな。いやいや、現実にこんな気持ち良い方に私は会ったことがありません。

であるのなら、せめてスクリーンの中で会いたいな。それにもう煉獄さんは居なくなってしまったので…　もっともっと活躍が観たかったのですが　…この映画でしか煉獄さんの大活躍を観ることは出来ないのです。

炭治郎たちかまぼこ隊の皆にも会いに行きたくなったから。

炭治郎たちは、何とか生き残ったので、まだまだ観ることは出来るのですが…　それでも彼らにも会いに行きたく成るのです。

どんな強い相手にも間違ったことは間違いだとハッキリ言う炭治郎。
鬼の罪は憎むが、おかれた状況には同情することもある炭治郎。
心が清く澄み切っている炭治郎。

どんな時も挫けずに仲間を励ます伊之助。
一見そうは見えないのだが、人の優しさにホロっとなる伊之助。

禰豆子のことが大好きで全力で守る善逸。
何時もは弱音を吐いてばかりなのに極度の緊張で眠ってしまうと真の実力を発揮する善逸。

鬼に成ってしまったのにその力に屈せず人間を守る為に必死に戦う禰豆子。

……そんな彼らにも会いに行きたく成るのでした。

今なら先着で入場特典も貰えるから。

これもつい期待してしまいました。運よく貰えました。お陰で家宝が一つ増えました（大袈裟 汗ｗ）

↑厚紙に印刷された煉獄さん。中身を確認しようと開けようとしたら、包まれていたビニールが破れそうになったのでご注意ください。裏側だったので見えなくて良かったですが汗w　…こんな失敗するのは私だけかもですけどね汗ww

そうそう。フジテレビでアニメのSP版が放映されたのもあるかも。

最初の方で書きましたが…　私が鬼滅にハマったのはコレがあったからですｗ　元々、凄い話だっただけに何かの切欠で知ることが出来れば、そこからヒットするのは必然だったのかもしれません。

むっちゃワクワクしますし。

豪快で素敵な煉獄さんを300億の男にしたい！！

そしてそして、誰かがTwitterで　つぶやいたのが始まりかもですが…　今の時点で歴代興行収入第３位のこの映画を300億の男にしたい！ってのもあるかもしれませんね。

もう、煉獄さんが出て来ることは無さそうですので、最後に有終の美を飾らせてあげたいってファンの想いもあると思います。

そして、また泣いたｗ

涙もろいおっさんの私は、勿論　１回目の時も泣いてしまったのですが…　それも結構　最初の方から汗　…　当然、今回の２回目も泣きました。いや、泣いたというか？今回は涙が滲んでましたね汗汗ｗ

日常の辛いことを少し忘れて、心洗われる映画を観て泣くのもストレス解消に成って良いのかも。

まとめ？雑談？ｗ

煉獄さんが負けた時、炭治郎が言うのです。「煉獄さんは、負けてない」と。いや、寧ろ勝ったと。鬼の有利な夜の闇の世界で勝負し、何度切られても手や足が再生する鬼たち。

それに対して人間は、そんな再生なんて簡単にしません。

これって理不尽な世界に立ち向かう僕たちを励ましてくれているようにも私は思いました。そうそう。善逸が、こんなことを言ってました。無限列車が脱線した時に、煉獄さんは、沢山　技を出して

列車の転覆の衝撃を和らげていたって。そうであるのなら、鬼と対峙した時、既に煉獄さんは、かなり体力を消耗していた筈です。だがしかし、そんなことはおくびにも出さず鬼と全力で戦った煉獄さん。

もし、最初から万全の状態で戦うことがあったなら煉獄さんが余裕で勝てたかもしれません。いや、そうじゃないかもですが…　そう私は思いたい。そして、10回に一回位の割合で煉獄さんが勝つ結末の映画も放映してくれないかなぁ。

もし、本当にそんな上映があったのなら、怒り出すファンの方も居られるかもですが…　いやいや、悲しいけど　この結末だから良いのもしれませんね。そして、結末は分かっているのに一生懸命　応援する自分が居るのです。

煉獄さん　がんばれ！負けるな。勝ってくれ！　と。

映画の筋は変わることが無いと分かっているのに。

そして、炭治郎が煉獄さんは勝ったんだ！と自分も重傷を負っているのに大声で言い続けるのです。なんて、先輩想いの後輩なんだ。それを優しい目で見守る煉獄さん。煉獄さんは、やさしい笑顔です。

なんて、信頼関係が築けているんだろう。素敵な絆。

…そんな心地よい世界に浸りたくて、私は『鬼滅の刃　無限列車編』の２回目を観に行ったのでありました。映画でしか会えない素敵な好人物に会う為に。

煉獄さんが当たるかもと鬼滅缶を買ってみた！

外れたぁ！汗w　しかも同じの出てるし汗汗

どこかのおっちゃんが、「当たった？　当たった？？」って　いきなり訊いて来たようにも思いましたが…　ショックで愛想良く対応できなくて申し訳ありません汗w

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⇒『鬼滅模型 竈門炭治郎のレビュー』