１．【ど根性ガエル　第10話　あらすじ】【ネタバレ】

以下は、公式サイトからの引用です。

ひろし（松山ケンイチ）は、ピョン吉（声・満島ひかり）がいなくなった後、落ち込む様子も見せずに淡々と日々を過ごしていあ。町では、いろんな家から少しだけ食べ物が盗まれるという不思議な事件が続発。

もしかして犯人はピョン吉？？　どこかで生きてる？？？

一方、京子ちゃん（前田敦子）や五郎（勝地涼）、ゴリライモ（新井浩文）の3人は、16年前にピョン吉が平面ガエルになった池のほとりで当時と同じことを再現すれば、ピョン吉が戻ってくるのではないかと考える。

京子ちゃんに呼び出され、池のほとりへ向かった　ひろし。
そこで　ひろし　は、自分とそっくりな男と出会う…。
さらに　その男は、なぜかピョン吉のいなくなったTシャツを着ていて…。

以上が、公式サイトからの引用です。

実は、食べ物を盗んでいたのは　ひろし　と瓜二つの別人　同じ名前の　ひろし　だった。（以下　『ひろし２号』）そして　よく出てくる黄色いカエル。ピョン吉なのか？

ひろし２号は、風で飛ばされたピョン吉のいなくなったTシャツを　ひょんなことから着ていたのだ。京子ちゃんの作戦で池のほとりに集まったゴリライモに　ひろし２号は投げられてしまう。

そのとき、今まで　ことあるごとに出てきた黄色いカエルが飛び出した。シャツにつぶされる。ピョン吉の復活だった。やはり、ピョン吉だったのだ。ひろし２号は、Tシャツを脱いで逃げて行った。

ひろしの家で　皆と再会を喜び、ピョン吉と　ひろし　と　いつもの仲間たち。次の日、ひろしが家を出る。直ぐ行くって言っていた母ちゃんが来ない。ひろし２号が、ひろしの家に。

それに気付き、ピョン吉と走り出す　ひろし。追いかける皆。家に着いて、取り囲まれる　ひろし２号。京子ちゃんが果物ナイフを持った　ひろし２号の人質に。

皆の説得に応じて観念した　ひろし２号。皆で話を聴くことに。
少しだけ食べ物を盗んでいたのは死ななければ良いと思ったからだった。好きな子が出来て、一緒に職場にも成れたが…自分に自信が無くて告白も出来ない。

 

京子ちゃんが切れた。
「勝手に諦めんな。ど根性出せよ。
あんたにね。いや、今の時代に足りないのは、ど根性だ！」

 

そして、母ちゃんが静かに話す。
「ひろしくんは、うちのひろしみたいだね。」

 

「自分の居場所がみつからない。
生きてる価値が無い。
だから自分は必要ない。

それは間違ってる。

自分の居場所が無くても
生きてていいんだよ。
役に立たなくても
生きてていいんだよ。

生まれてきたんだから
生きてていいんだよ。」

 

「自分で話を終わりにするようなことを
考えちゃダメなんだよ。」

 

ひろし２号に　ピョン吉が復活したことのお礼を言う　ひろし２号。
皆に励まされ、癒される　ひろし２号。

 

五郎が、ひろし２号を家に送り届ける。その夜、ひろしの家に集まった皆。

五郎が報告する。
「ひろしさん　自分の町の池にジャンプするって言ってました。
何か違う気はするのですが…」

ピョン吉が応えて
「ひろしって皆　バカって決まっているのか？」
ひろし「全国の　ひろし　に謝れ！」

…いつもの楽しい会話が続く。
皆が、これからの夢を語る。
和やかな世界。

マンネリな世界。ピョン吉が居るいつもの楽しい世界。

外に走り出す二人。
「楽しいな。ひろし」

「俺は、よう　ピョン吉。終わらせねぇぜ。絶対！」

 

「根性！根性！！　ど根性！！！」

エンディングが、流れる…。

２．【ど根性ガエル　第10話　感想】【ネタバレ】いつもの見慣れた光景だけど、それが良い！

かなりのご都合主義で、いつもの光景が戻って来た。
だけど…　それが良い。
その光景は、いつまで続くのか？分からない。

しかし、その光景が一端　無くなって、その有り難さを噛み締めたとき、
それは更に大切な光景に成る。
それに気付けた　ひろし　や　皆は　きっと大切に今を生きるだろう。

 

生きてますか？　あなたは

今を大切に　生きていますか？

私は、どうか？　ですか？？（汗）
どうでしょう。大切に毎日を生きているかなあ？
ただ、一回　死に掛けて『生きてること』は当たり前じゃないことを痛感致しました。

詳しくは
⇒少しだけ変なプロフィール

 

そんなことを考えさせてくれる素敵なドラマでした。

３．【ネタバレ】続編がありそうな振りを発見！

視聴率だけで判断するのなら、続編は　少し厳しそうですが…
最後の最後でピンクのカエルが登場し、どうやら　ひろしの母ちゃんのTシャツに貼り付いたようです。はっきりとした姿は映ってませんでしたが…。

なかたっとしても、その先の世界を妄想してみるのも楽しいですね。

４．そして、エンディングで…

元々　ピョン吉が消えていた世界の物語だったのですが…今回の最終回のエンディングでは、どんどん　ピョン吉が居なかった場面にピョン吉が戻って来る描写が加わっている。そこが素晴らしい。

当たり前の場所
当たり前の仲間
当たり前の時間　

　　　　　　　　　に感謝ですね。