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1.真田丸 第11回 祝 言 【あらすじ】
Yahoo!番組紹介ページからの引用です。
信繁(堺雅人)は梅(黒木華)を妻に迎えようとするが、薫(高畑淳子)は大反対し、祝言をあげることを決して認めようとしない。きり(長澤まさみ)も、信繁の決意に大きな衝撃を受ける。
一方、家康(内野聖陽)と本多正信(近藤正臣)は、昌幸(草刈正雄)を暗殺するよう室賀正武(西村雅彦)に持ち掛ける。室賀の怪しい動きを察知した昌幸は、その真意を確かめるために、
信繁の祝言を利用することを思いつくが…
以上 引用おわり。
2.【ネタバレ】第11回 Mの感想 さらば!室賀どの。もう一度聴きたかったな…
『Mの感想』の『M』は『モロッコ(Morocco)』の『M』です。
室賀どの
昌幸の幼馴染だったんですよね。
幼馴染だから、家来に成るのはプライドが許さなかった。でも、手を組む方法が何かあれば、良かったのですが…。
皆が集まったとき、昌幸が信幸(源三郎)に
「そう言えば源三郎。
何か室賀どのに尋ねたいことがあるのでは?」
と訊かれたとき、信幸がひどい質問をして室賀どのから
「黙れ 小童(こわっぱ)!」
と叱責されるのを無茶苦茶期待していたのですが…無くて残念でした。
これで分かりましたね。
脚本の三谷幸喜さんが、喜劇よりではないよと言っているように思いました。今までコミカルに描かれていた家康も今回は、その色が薄まっていましたし。
きっと これは数々の喜劇にして欲しくないという意見や批判があったからだと思いますが、私は史実をベースにしながら三谷さん流の脚色を加えて欲しいですね。
薄め過ぎると誰が書いても同じになって面白く無いので。
だからといって この「真田丸」を喜劇色強く描いて欲しい訳ではありません。しかし、少し新しい家康像が観られていたので、今回も どう描かれるのかなと期待していたのです。
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しかし、普通な家康だったので、ちょっとガッカリしました。
それなら、私ならどう描くかな?批判だけなら誰にでもできるので代替案を考えてみますね。
ちょっと考えてみたのですが… 家康をこの場面でコミカルに描くことは、残念ながら ちょっと思いつきませんでした。大口 叩いて、結局できなくて申し訳ありません。
その代わりって訳ではないのですが… 室賀どのの最期を自分なりに考えてみました。
室賀どのは、暗殺がバレていたことを知ったとき、切腹しようとします。そして、止めようとする信幸に「だまれ! こわっぱ」と叱責し、「すまぬ」
と昌幸にプライドのために家来になれないことを素直に詫て亡くなる …とかにしますね。室賀どのに少し華を持たせて上げたかったのです。
そして、きり。
気持ちは少しは分かるけど…
「あなたたち 良いのこれで?」
…って訊いても それも わざわざ犯行現場に信繁を連れて来てまで言ってどうするのでしょうか? 夕方のガンダムのメリビットさんと同じで、
正論だけど そこで反対しても代替案がないので全く意味がないですよね。それどころか 信繁の祝言が台無しになりますよね。わざわざ連れて来る意味が私には分かりませんでした。
そして、信繁の次の台詞が、新鮮でした。
「私は、そんな自分が好きになれません。
あのとき 梅のために怒れる私ではなかった」
少数の兵で大群を相手にするために手段を選ばなかった信繁にも こんな思いがあったのですね。実際は、どうだか知りませんし、そんなの私には どうでもいいのですが… こんな感性が好きです。
来週も楽しみです。
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