スポンサーリンク
1.スペシャリスト 第3話 あらすじ
公式サイトからの引用です。
とある倉庫に閉じ込められた我妻真里亜(夏菜)。真里亜の前にはふたつのアタッシェケースとカメラ付きのノートパソコンが置かれていた。
ふたつのアタッシェケースにはそれぞれ爆弾と、その爆弾の起爆装置を解除させるリモコンが…。
ふたつのうち正解の方のアタッシェケースを選べば、爆弾を解除し倉庫の外に出られるが、不正解の方を選べば、その瞬間爆弾が爆発する、という仕掛けになっていた。
刻一刻とタイムリミットが迫る中、宅間善人(草彅剛)ら“総合事犯対応係(仮称)”のメンバーたちは倉庫内の映像を見ながら必死に真里亜の救出法を模索していた。
そもそも事件の発端は、真里亜が過去の事件の調書を整理したファイルで何かを発見し、その後PCである動画を見た後、部屋を飛び出していったことに始まっていた。
真里亜の慌てた様子を目撃していた宅間は、そのファイルが真里亜の父・我妻公昭(羽場裕一)の死亡事故に関するものだと指摘。
さらに、そのファイルに挟まっていた写真に公昭とともに写っていた女性・丹羽奈津美(鶴田真由)が、動画の中にも映っていることを発見。真里亜は、その女性に会いに行ったのではないかと推測する。
宅間の推理通り、奈津美のもとを訪れていた真里亜だったが、逆に奈津美に拉致され、倉庫に監禁されてしまったのだ!
公昭の事故当時、真里亜の家庭教師を務めていた奈津美。彼女が当時のことを語る中で、公昭との衝撃的な関係が判明する…!さらに、奈津美が真里亜を監禁した理由も明らかになり…?
父の死の真相を知った直後、恐怖の爆弾トラップに晒されてしまった真里亜の運命は? そして宅間たちは、この恐ろしい計画を止めることができるのか…?
以上 引用おわり。
2.【ネタバレ】スペシャリスト 第3話 感想 ☆どちらか選べ!女か虎か
『女か虎か』
ほとんど何もない奈津美の部屋に残された一冊の本。これにヒントがあると考えた宅間。
この物語は現実に存在しているのです。
その全文は、コチラ⇒ 女か虎か
あなたが王女なら どうしますか?
あなたが若者なら どうしますか?
まっ それは今は置いていて。
ここで重要なのは
この物語は、リドル・ストーリーと呼ばれるものです。
リドル・ストーリーとは
物語の形式の1つ。物語中に示された謎に明確な答えを与えないまま終了することを主題としたストーリーのことです。
読者に考えさせる。
正解は示さない。
そういう物語なのです。
元々は貴族のパーティーでの議論用に生まれたもののようです。つまり、余興。エンターテイメントと言ってもいいかもしれません。
犯人の奈津美の気持ちをスッキリさせたい為の余興だったのかもしれません。でも、愛する人を殺してしまった奈津美には、もう選ぶことは出来ない。
スポンサーリンク
自分の選んだ選択は間違いだったと奈津美は後悔していたのでしょうか?
3.【ネタバレ】女か虎か あなたの選択は?
いろんな方の意見が載っているサイトを見つけました。
⇒ 読者の「女か虎か?」考
あなたなら どの意見に共感し、選ばれますか?
私なら…
どれを選ぶかな?
…
…
…
…って考えたあなた。もし、あなたが どれを選ぼうかな? う~ん とか思っていたら大変 不味いですよ。なぜなら、私の示した誘導に乗ってしまっているからです。
私なら、どれも選びません。
私が若者なら、こうします。
じっとして座る。
ははは。これですね。
だって癪じゃないですか。王様の言う選択肢しか選べないなんて。なので拒否します。大体、身分で結婚できないなんておかしいですよね。
なので、相手の価値観に支配されたくはないのです。その所為で処刑されることに成るかもしれませんが… それならば、それで仕方ありません。
しかし、一矢報いることが出来ます。ショーとして また罰として それを催していた王様に。そして、それを楽しみに観ていた悪趣味な観客に。ショーが成立しなくて白ければ、どちらも観て損したって成りますよね。
まあ それすらも凄い選択だと楽しんで貰える器の大きい方なら それもありかなw
そして、私の意に沿った若者は、激怒した王様に静かに処刑されるのでありました。ちょっと不敵な笑みを王様に放ちながら。
痛くなければ良いのですが、そうは、いかないかな?(汗)w
4.【蛇足なおまけ】女か虎か の続編について
【1月30日追記】
実は『女か虎か』のリドル・ストーリーには続編があったのです。
それは、コチラ⇒リドルストーリー2 ~結末なき物語~
そして、こちらは続編ではありませんが…こんなのも。
⇒リドルストーリー3
リドル・ストーリーとは
物語中に示された謎に明確な答えを与えないまま終了することを主題としたストーリーのことなのですが…
結局、答えを明確に考えず、丸投げしているだけなんじゃないの? …とか思ってしまいました。『女と虎と』以外の二つは、後世に残るほどの話じゃなかったらしく、それも私の仮説を裏付けているように思います。
やはり、明確な解答があってこその エンターテイメントだと思いました。じゃないと考えてないから、どんな難しいことでも書けるんだろ!…って思ってしまわれますよね。
この記事へのコメントはありません。