１．第18週　ようこそ！銀行へ【今週のおおすじ】

公式サイトからの引用です。

加野銀行の経営は順調で。あさは新聞に取り上げられる程、実業家として名を知られるようになっていた。そんなあさも、言うことを聞かない娘の千代のことでは、頭を痛め、千代とけんかばかりしていた。

悩む千代によのは…。

そしてある日、はつの息子、藍之助が加野銀行で働きたいとやってくる。あさは、藍之助が働くことを許す。喜ぶ藍之助にあさは…。

女性の進路について考えていたあさは、銀行で女性を雇うことを思いつく、それに対して新次郎、榮三郎、平十郎は反対する。しかし、あさは粘り強く説得し、女性を雇うことを決める。あさ自ら面接し、女性の銀行員を雇う。

あさとけんかばかりしている千代に、新次郎は京都の女学校に進学することを提案する。

ある日、和歌山から加野銀行に　はつがやってくる。加野銀行で働きたいと必死に話す藍之助を　はつは、とりあえず和歌山に連れて帰る。

また、加野銀行は女性行員がいることで、店の雰囲気が明るくなったと評判になり、客足が伸びていく。

それから数か月後、京都の女学校の寄宿舎にたった千代。そして、新次郎は　あさに二人で旅をしようと話し、その行き先に和歌山を提案する。

以上　引用おわり。

２．第18週　第106話　今日の公式なあらすじ

Yahoo! 番組紹介ページよりの引用です。

家出をしていた長男の藍之助（森下大地）が大阪の加野銀行で働いていることを知ったはつ（宮崎あおい）は…。

 

一方、あさは学問を学んだ女性の生き方を考えていると、加野銀行で女性を採用することを思いつく。それを聞いた、新次郎（玉木宏）と榮三郎（桐山照史）と平三郎（辻本茂雄）は、反対するが、あさは強く訴え、ついに女性行員の募集をはじめる。

 

そしてある日、姉のはつが大阪にやって来る。

以上　引用おわり。

３．【ネタバレ】第18週　第106話　モロッコ感想　あなたの教え方　あっていますか？（いや、あってないんじゃないの？）

男尊女卑の時代は、とっくの昔の終わりました。そんな時代があってなんて　とっくに忘れていたり、知らなかったりする方もふえていることでしょう。でも、その奥にあるのは差別を無くそうってことなのです。

 

あさは、初の女性行員候補として雇った四人の女性に話します。

女性が、銀行の仕事なんかできないと思っている男性の中で働くことになります。小さな失敗でもすると　ほれ見たことか！と揚げ足を取ろうとする男性たちの中で働くことになるのです。

だから、どんな小さな失敗もしてはいけないのです。でも正直　私も今までいっぱい失敗をしてきました。だけど、志を高く持ちまひょ。あなたたちが、働く女性たちの礎になるのです。なので、申し訳ありませんが、男性行員より一時間早く出社してください。

 

…大体　こんな感じのことをあさは話しました。

ここで注目するポイントは二つ。

先ず一つ目　志を高く持つこと。
男性と同じ位　いや　もしかしたら　それ以上に働けることを示す為に　仕事のレベルを上げる。そのために小さな失敗もしない。男性よりも一時間早く出社する。…なども目標をあさが示したことです。

そして、二つ目。
そう言いながら　自分も沢山失敗したと暴露していること。これにより四人の女性行員候補の緊張が和らぎます。そして、共感が生まれます。自分も失敗も語り、相手に寄り添う姿勢が大事だと思うのです。

 

 

そして、自分の職場のことを思います。
私が至らないのかしれませんが…　いろいろな方から　よくダメ出しをされます。でも褒められることは全くありません。これでやる気を引き出せると思っているのか？甚だ疑問です。ただの嫌がらせかと思えてくる程です。

 

そして、それを行っているのは全て　女性たちです。まあ　職場に女性が多いってこともありますが…。彼女たちは、忘れている。女性が、どんなに差別を受けていたかを。仮に百歩譲って私がダメダメなヤツだとしましょう。

それでもこの伝え方　教え方はない。ありえないです。人を育てるつもりでやっているのなら。

 

こんな対応では人は育ちません。

 

せめて、十回に一回位は褒めてあげるべきです。まあ　これはレベルの低い方の最低限の目標で　…これすら出来ていない方々なのですが…　私なら　三回に一回　いや一回に一回褒めてあげます。…位の志で行きたいです。

そして、このとき重要なのは本気で　良い所を探し　素直に褒めることです。ここで　まやかしで褒めると　それは相手に伝わります。そのとき、相手にばれます。それは逆効果です。

でも、ここまで分かっていて実行できる方なんて　ほとんど居られません。残念ながら。

 

それが教育の難しさなのです。

人を教えるってことの難しさなのです。

そして、人を教えることの楽しさ　醍醐味でもあるのです。
難しいからこそ　上手く行ったときに嬉しいのです。

 

あさは、それが　しっかりと出来ている。
だからこそ　魅力を感じる。

そんなことを思いながら観てました。
どうか　あなたも教えることの難しさを意識しながら進めてみてください。
そうすれば、人は　あなたの下で上手く育って行くのですから。

 

…なんて書きながら　私も　まだまだ試行錯誤中なのですけどね。
ははははは。

お互い　日々　切磋琢磨して精進して参りましょう！