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1.それは一つのつぶやきから始まった。
それは、400mハードル日本記録保持者で、現在はスポーツコメンテーター 愛称 侍ハードラー 為末 大さんのつぶやきから始まりました。
これだと思う。純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか
これだと思う。純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか「なんかSEALDs感じ悪いよね」の理由を考える ──中国や台湾の学生運動との比較から──」 安田峰俊 – ジセダイ総研 #ジセダイ http://t.co/XrG0vjfQfv
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 26
それは、安田峰俊さんのブログ記事
⇒「なんかSEALDs感じ悪いよね」の理由を考える
──中国や台湾の学生運動との比較から──
を読んでの為末さんの感想のつぶやきでした。
そして、それ以前に、このようなつぶやきをなさってました…
2.侍ハードラーが熱い!
それがいいとは思わないが
それがいいとは思わないが現実的にはこうであるという話ができる人と、それができない人がいて、後者の人と前者の人が話をすると大体すれ違う。殺人事件をなくすことはほぼ不可能と言うと、お前はひどいやつだという答えが返ってきて、話が一向に進まない。
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 19
安保法案は、現状がどうであれ
安保法案は、現状がどうであれ最高の選択をするべきだという価値観と、現実から考えてまだマシな選択をするべきだという価値観の対立に見える。
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 19
議論の多くは仮定と確率と程度の話で
議論の多くは仮定と確率と程度の話で、だから0か100か白か黒かしかない人とは議論ができない。また仕事の多くは大事なことを絞ってそれ以外は妥協や利害調整の連続なので、白黒主義者は仕事も破綻させがちになる。
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 19
ベストの選択にこだわる人は
ベストの選択にこだわる人は、結局選択ができない人生を送る。
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 19
5人でランチをする際に
5人でランチをする際に、例えば私は中華が食べたいが他の4人もそれぞれ和食やイタリアンなどが食べたい。お互いが一切譲らなければそもそもランチを食べることができないので、お互いが何をどの程度妥協するかという話をして着地させていく。
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 20
交渉は基本は何を誰がどの程度妥協するかということ。
交渉は基本は何を誰がどの程度妥協するかということ。ところが一切妥協しない人が交渉のテーブルに着いた時、実はそもそも取りつくしまがなくて話が始まらない。交渉はある種の共同作業のようなものだけれど、交渉だと言いながら主張をしているだけの人がいる。
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 20
怒りと脅しは奥の手
怒りと脅しは奥の手で、たまに出すから効いてくる。いつも妥協する姿勢を見せず理想ばかりを突きつけてくる人とはだんだんみんな仕事をするのが嫌になって避けるようになる。正義一辺倒の人が孤立するのは、正しくないことを言っているからではなく話ができないから。
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 20
いい議論は、
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いい議論は、私は納得させすれば自分の主張を変えるつもりでいますが、今はこの主張が正しいと思うのでお互いにあらゆる観点を交わしてみてから決めましょうというもの。変わるつもりのない相手とは話しても無駄だとどこかで気づく。
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 20
自分が変わるつもりがないんだから
自分が変わるつもりがないんだから相手だって変わらない。相手を尊敬するつもりがないんだから自分が尊敬されることもない。本当は自分さえ変えればいくらでもやり方があるのに原因を外部に求め、苛立ちの人生が過ぎていく。
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 20
その後、為末さんのツイッターは炎上して行くのです。
3.しかし謙虚な為末さん
しかし、炎上しても 心無い酷い言葉を浴びせられても 為末大さんは謙虚です。
結局僕が炎上する時の一番の要因は、
結局僕が炎上する時の一番の要因は、みんなそんなに一番になったり絶対目標を達成したいわけじゃないのに、そういう前提でつき詰めて話しすぎることじゃないかと思って、反省しております。 https://t.co/Ff8wsuBc4b
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 27
成功条件がが設定されないと、
成功条件がが設定されないと、事実上失敗も成功もないです。今回の話は全て、成功条件はなんだったのか。何が目標だったのか。どこがその線引きだったのかという話をしていて、その線を僕が間違えていたという話です。 https://t.co/Xys7u4elBS
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 27
おっしゃる通りで少し僕が
おっしゃる通りで少し僕が前のめりすぎたみたいです。廃案を目指すのではなくて、声を出して意見表明をすること自体が目標だったのだと認識しました。 https://t.co/dE94xg0mSz
— 為末 大 (@daijapan) 2015, 9月 27
4.【感想】武士道精神を侍ハードラーに学べ!
そこに私は侍を見た気がしました。
間違っていたと思われたからか?炎上したのを治めるためにか? 実際のところは分かりませんが…
ご自身の誤りを認め、素直に謝罪なさる お姿が素敵です。
例えば、こんなつぶやきです。
はい、支離滅裂に気をつけます。
はい、支離滅裂に気をつけます。
@daijapan ただハードル飛び越えるのが少し得意だっただけのくせに宗教指導者気取りするから支離滅裂な事言って最後は言葉濁してばかりになる
男ってプライドの生き物です。そして、相手がいくら気分を害していると伝えても 自分のプライドのために謝ろうとしない小物も多いです。残念ながら。
つい毒吐いてしまい、気分を害されたら誠に申し訳ありません。
しかし真実です。
しかしながら、為末さんは違う。そして炎上する方ってのは芸能人が多く、それは良いも悪いも多くの方に影響を与えておられるからです。それだけパワーを持っておられるからです。
そんな方が、現状を治めるために自ら謝られる。その姿勢が素敵です。
私は、そこに侍を見た気がしました。
今は残念ながら
絶滅しかかっている日本男児のあるべき姿を
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