１．第17週　最後のご奉公【今週のおおすじ】

以下は、公式サイトからの引用です。

和歌山で暮らすはつは息子の藍之助と菊とともに加野屋にやって来る。あさは、姉のはつと十年ぶりの司会を喜ぶ。はうはあさの娘、千代を見つけると喜びのあまり抱きしめる。千代は、母と違うはつの優しさに戸惑ってしまい…。

新次郎は加野屋の商いに興味深々の藍之助を連れ、店の中を案内すると…。

あさとはつは。家族のことで語り合い、これまでの道のりを思い涙する。すると、あさは急に畳の上に寝転んで…。

銀行業務に詳しい平十郎の活躍で、銀行開設の準備が進む中、雁助は加野屋を去ろうとしていた。それを感じたうめは…。そして、あさはうめのことを心配し声を掛ける…。

そんなある日、あさはとうとう銀行の神様と呼ばれる渋沢栄一と会えることになった。渋沢があさに語る銀行経営で一番大切なものとは…。

そして、ついにあさの念願だった加野銀行の看板があがる。数年後、新聞に取り上げられる程、経営者として有名になっているあさだが、相変わらず娘の千代とけんかしていて…。

以上　引用おわり。

２．第17週　第102話【今日のすじ（あらすじではありません汗ｗ）】

明治21年　加野屋では、あさが洋装をしていた。びっくりする千代。「全然　におてへん」と言って立ち去る千代。新次郎は、よく似合っていると大喜び。

 

明治21年　加野銀行が誕生した。

 

金魚売りが店先に居てて　よのが、千代に買ってあげた金魚に皆が集まっている。あさの悪口を皆に話す千代。そこへ雁助が通りかかる。

 

雁助「お母さん　苦手だすか？　うちもずっと苦手だしたわ。
でも、どこか楽しかっただす。
お母さんの働く姿　よく見なはれや」
千代と　あさのことを思う雁助の言葉だった。

 

 

渋谷は、新聞を見て
「ご婦人が銀行を作る時代になったとはな」と独り言。

 

 

はつの眉山家では、はつと　藍之助が、あさの手紙を読んだ
はつが「おめでとう。あさ」
藍之助「すごいやん」

 

 

加野銀行の皆は、渋谷から学んだ銀行の大切なこと「信用」を得る為にあらゆる努力を行なった。

 

美和の店で榮三郎、平十郎、あさの三人。あさは、無料で教場を作ろうという。銀行の仕事が終わった後に皆が学べるように。そして、教育にケチケチしない。後から何倍も成果が出るのだと話す。

尼崎に行った時に、名立たる三十人位の社長の中で新次郎を新会社の社長に成りそうだと美和に話すあさ。

 

 

そして、銀行が出来て三年後。加野銀行は、大阪で十本の指に入る大きな銀行に成った。裏手に移った商事部門の加野商店も順調に大きく成って行った。

榮三郎は新居を作り、よのも一緒に住もうと勧める。しかし、よのは正吉との思い出のあるこの家に居たいと語る。そして、もう一つの理由として、あさと千代の仲が心配なので、千代と仲の良い自分が居た方が良いと言うのであった。

 

新次郎は、加野商店以外にも阪神紡績の社長にも就任し、大阪商人の顔に成って行った。

 

千代は、あさのような女子に成りたくないと語る。そこへ通りがかった　あさは、どないな女子に成るのか？楽しみだと語る。二人のバトルは、日常茶飯事なのであった。

３．【ネタバレ】第17週　第102話　感想　大嫌いと大好きは、紙一重。

千代は、なぜ　あさに　あんなに反発するのか？
祖母のよのが、心配で家を離れない位。

 

性格が正反対って言うこともあると思う。
しかし、あさの姉のはつは、あさと性格が正反対なのに仲良くやっている。それであれば、それだけが原因では無さそうだ。

 

考えられる原因は、きっと　あさのことが大好きだからだ。
もし、そうでないのなら　あんなに突っかかることはない。
それは、あさが仕事で忙しく　小さなときから　あまり一緒に過ごせなかった寂しさから出ているのかもしれない。

 

大好きと大嫌いは裏返しの関係。
どうでもいい相手なら、何とも思わない。
しかし、大嫌いな相手なら　いつかそれが転じて　
大好きに成ることもある。

いつか千代が素直に成って、あさと心から仲良く成る展開に成るのを楽しみに　これからも観て行こうと思う。

千代が大きく成ってしまって、鈴木梨央ちゃんが見られなくなるのは残念…。